JACET Study Group for Literature in Language Education (JACET文学教育研究会第13次プロジェクト)

2010年10月例会のお知らせ

ようやくしのぎやすい季節となってまいりましたが、文学教育研究会10月例会を
以下の要領で開きたいと存じます。万障お繰り合わせの上ご出席くださいますよう
お願い申し上げます。


                 記


日時:2010年10月23日(土曜日)14時半~17時

場所:同志社大学今出川キャンパス  至誠館:23番教室

  http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html


ご発表: 

☆ 吉村俊子 (花園大学)

  安田 優 (北陸大学)

『短編推理小説を使った教材開発報告』

「近年、英語教育に文学作品を用いる関心が再び高まっている。本研究会でも、これまでに様々な文学教材を使った授業の実践研究がなされてきた。しかし、依然として文学を扱った大学英語教材はあまり多くはない。そのため教育現場から、文学にあまり慣れていない学生でも扱えるような文学教材を使って、TOEIC問題などの英語のスキルアップにつなげられる教材を開発してほしいという声をよく耳にしてきた。そこで、今までの実践研究を基に、5名の執筆者で、リトールド版ではなく、オリジナルの作品を使ったbeginner's levelの速読用教材を開発した。今回はその教材開発に関する報告をしたい。」


☆ 坂本輝世先生 (同志社大学・非常勤)

『「文学的要素」を持つ英語テキストの学習例―実践報告』


「昨年出版された、斎藤兆史・中村哲子編注『文学で学ぶ英語リーディング(研究社)は、広告文のコピーから俳句の英訳、詩、歌詞、戯曲、自伝、小説の一部など、多様な英語テキストのアンソロジーで、文学教材を使った英語学習に対する示唆に富んだ教科書である。今年の春学期に、初めてこのテキストの一部を利用したクラスについて、実際に行った活動と学生の反応を報告する。さらに、このような『文学的要素』を含むテキストが共通して持つ特性の一つとして、metaphorについて学習することの意義を考えてみたい。」


ご講演

☆ 西納春雄先生 (同志社大学)

『英文多読学習でどのような力が伸びるのか』


「Day & Bamford (1998)が英文多読学習の利点を明らかにした前後から、英文多読学習は日本の大学英語教育の中に着実に浸透してきている。それは、この学習方法が学習者の英語力を確実に伸長させることを、教える側学ぶ側双方が実感できるからであろう。英文多読学習を扱った研究も近年多くなされている。この発表では、2009年度に関西の4年制総合大学の英語クラスで実践した多読学習の結果を紹介する。英文多読学習を通じて英語力の
どのような部分がどの程度伸びているのかを明らかにし、協働学習にもとづいて多読活動を行った学習者の意識がどのように変化したかを示したい。前者の分析は語彙サイズテスト、C-Test、CASEC、GTEC、などを用い、後者の分析には記述式のアンケートをデータマイニングすることで行った。どのような学習環境と指導方法が多読学習の効果をもっともよく引き出せるのかについて、参加者の皆さんと考える機会を持ちたい。」


例会後は、いつものように懇親会を予定しております。こちらも是非ご参加ください。
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2010-10-23 : 例会案内 :
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文学教育研究会ブログへようこそ。本研究会では年に5回、同志社大学今出川キャンパスにて例会を開催しております。ご関心のある先生方はぜひご参加ください。

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