JACET Study Group for Literature in Language Education (JACET文学教育研究会第13次プロジェクト)

文学教育研究会2月例会

いつも文学教育研究会にご理解、ご協力を賜り有難うございます。春の待ち遠しい日々となりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。さて、文学研究会2月例会を以下の要領で開催したいと存じます。お忙しい折かとは存じますが、皆様、万障お繰り合わせのうえご出席くださいますようお願い申し上げます。

                      記
日時:2016年2月27日(土曜日)14時30分〜17時
場所:同志社大学今出川校地 烏丸キャンパス 志高館、SK102

ご発表
○内藤 満 先生(京都産業大学 非常勤)
<タイトル>授業実践報告:「日本文学を英語で読む」
<要旨>
通信教育課程のスクーリングで行った授業の報告をします。日本文学の古典で英訳の出版されている作品を読みました。
『古事記』から「八俣の大蛇」の話、『源氏物語』・『枕草子』・『平家物語』からはそれぞれの冒頭部分、
そして比較的知られているであろう芭蕉や一茶の俳句を取り上げました。
英訳が複数ある作品は、受講生にそれらを比較して訳し方の違いについて議論してもらいました。
馴染みのある日本の作品を英語で読むことで、英語が学習しやすくなり、興味も持てると思います。
また、日本語と英語を比較することで、文化的な違い、文学的な表現などの理解にもつながります。

○坂本 輝世 先生(同志社大学 非常勤)
<タイトル> 出版報告:Literature and Language Learning in the EFL Classroom (Palgrave Macmillan, 2015)
<要旨>
昨年8月にPalgrave Macmillanより出版されたLiterature and Language Learning in the EFL Classroom(共編者:寺西雅之、斎藤兆史、Katie Wales)は、Geoff Hall, Michael Burke, Gillian Lazar, Marina Lambrou といった海外の著名な研究者の論考と、日本の大学英語教育に携わる研究者の論考を合わせた、全19章からなる論文集です。その内容はタイトルにもある通り、外国語としての英語教育における文学教材の意義と活用法を論じたもので、小学校の英語教育とのつながり、文学教材のテストのあり方、文学テキストというジャンルが言語習得にもたらす効果、医学生にとっての文学教材の意義、ワールド・カフェを用いた文学テキストのリーディング、電子書籍と紙の本による学生の受容の違い、graded readers/多読の活用、など多岐にわたっています。今回は、去年の11月に行われた公開シンポジウムの内容も含め、この論文集について執筆者の一人としてご報告させていただきます。具体的な論考の紹介とともに、先生方のご意見ご感想を頂戴できればと存じます。

○藤岡 千伊奈 先生(流通科学大学)
<タイトル>「エッセイと英詩を用いた精読授業」
<要旨>
本発表は、日米文化比較のエッセイ本、American Pie: Slice of Life Essays on America and Japan (Hetherly, 2000)を活用したリーディング授業の実践報告である。2014年度、非英語専攻の大学2年生を対象にコンテント・ベーストの精読授業を通年で実施した。学習者の総合的なリーディング力・批判的思考力・異文化意識の向上を目指した。学習者の内容理解と批判的思考力を高めるため、厳選したエッセイに加え、エッセイに関連する詩(Robert Frost他)の三篇を活用した。発表では、実際の授業の進め方、使用したアクティビィティ・タスク、学年末に実施したグループ発表及び学生アンケートの結果等を紹介する。

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2016-02-27 : 未分類 :
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