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JACET Study Group for Literature in Language Education (JACET文学教育研究会第13次プロジェクト)

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文学教育研究会10月例会のお知らせ

文学教育研究会の皆様

仲秋の候、会員の皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。いつも文学教育研究会にご理解、ご協力を賜り有難うございます。さて、文学教育研究会10月例会を以下の要領で開きたいと存じますので、万障お繰り合わせの上ご出席くださいますようお願い申し上げます。

                記
日時:2018年10月27日(土曜日)14時〜17時
場所:同志社大学烏丸キャンパス  SK 102
(地下鉄、烏丸線の今出川下車、北に徒歩約5分程度)

ご発表:
☆ 柿元麻理恵先生(呉工業高等専門学校 助教)

  『「朗読」の効果を検証するー高専生を対象にー』
 音読は英語教育に必要不可欠な要素の一つであり,多数の実践が行なわれている。しかし,高等学校の教科書を分析すると,その多くは発音指導的要素の強いものであるようだ。その原因の一端となっているのは,授業では物語文より説明文の方が題材として多く用いられていることにあると考えられる。説明文を読む(読み上げる)際には「その内容が正確・的確に伝わるように」読むことが求められるためである。
 一方で,物語文の音読においては作品の解釈に踏み込み,それを深めるような「朗読」が志向されているようである。ただし,物語文が高等学校の授業で用いられるケースは多くないため,その「朗読」を学生がどのように捉えているかはあまり明確になっていないようだ。
 本発表では,以下2点を明らかにすることを意図して行った授業実践の報告,及びその効果についての分析を行う。
 ・物語文を読むとき,高専の学生はどのようなことを意識しているのか。その意識は「朗読」前後で変化するか。
 ・物語文と説明文を読むときでは,学生の意識に変化が見られるか。見られるとすると,どのような変化か。
以上2点を明らかにすることによって,各々の題材の朗読素材としての特性を探ることとする。


☆ 五十川敬子先生(同志社大学嘱託講師)
 『ロアルド・ダールの『単独飛行(Going Solo)』を使用したリーディング授業の実践報告』
 本発表では、ロアルド・ダールの自伝的作品『単独飛行(Going Solo)』をテキストとしたリーディング授業の実践報告をいたします。
 この作品は、ダールの『少年(Boy)』のその後について描かれています。高校卒業後、ロアルド・ダールがシェル石油に勤務しアフリカに赴任した際のエピソードや英国王立空軍の戦闘機パイロットとして第二次世界大戦に参戦した際の経験など、波乱に満ちた展開になっています。
 授業の枠組みとして意識していることは、欧米の初等教育および中等教育のランゲージ・アーツの授業における文学教育と、CLIL ( Content and Language Integrated Learning)の4つのC ( content, communication, cognition, community )です。英語圏の教育サイトでも本作品の補助教材が公開されており、海外ではどのような観点から読み進めていくのかということも受講生に紹介しつつ、考察の材料として活用しています。
 このテキストを使用した授業は、まだ半期が終わったところで実験的な要素が多分にあります。これまでの授業展開、補助教材、受講生の反応などを紹介し、今後の課題について考察したいと思います。

☆ 内藤満先生(京都産業大学 非) 
『授業実践報告:日本文学を英語で読む』

 通信教育課程のスクーリングで行った授業の報告をします。日本文学の古典で英訳の出版されている作品を読みました。『古事記』からは「八俣の大蛇」の話、『枕草子』・『平家物語』からは冒頭部分、そして芭蕉や一茶の俳句を取り上げました。英訳が複数ある作品は、受講生にそれらを比較させ訳し方の違いについて議論してもらいました。馴染みのある日本の作品を英語で読むことで、英語が学習しやすくなり、興味も持てると思います。また、日本語と英語を比較することで、文化的な違い、文学的な表現などの理解にもつながります。

(連絡事項)
☆第16次プロジェクトの年度末には、原則として例会でご発表になった「文学教育」
に関する実践報告をまとめた紀要第4号を発行する予定です。ぜひご検討くださるよう
お願い致します。皆様からのご連絡をお待ちしております。
☆例会後は、いつものように懇親会を予定しております。こちらも是非ご参加ください。

JACET関西支部文学教育研究会
代表 吉村俊子
副代表 時岡ゆかり
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2018-10-05 : 例会案内 :
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プロフィール

bungakukyouiku

Author:bungakukyouiku
文学教育研究会ブログへようこそ。本研究会では年に5回、同志社大学今出川キャンパスにて例会を開催しております。ご関心のある先生方はぜひご参加ください。

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